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がんばってください。 2004年10月28日(木)

  新潟中越地震で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
先日夕刻、テレビで土砂の中から4日ぶりに奇跡的に救出された皆川優太くんのニュースを見て職場で歓声を上げました。3人とも助かったと聞き涙ぐむほど喜びましたが、家に帰るとお母さんは助からなかったと聞き、残念でなりませんでした。ご家族の喜びから落胆への変化は容易に想像できます。心よりご冥福をお祈りします。
現在もなお、長女の真優ちゃんの救出が続けられているようです。
できれば生きていて欲しいと願うばかりです。
(あ〜ダメだった・・・16:00追記)

僕は、建物の耐震設計を専門にやっているので、今回の地震がいかに大きな地震であるかを理解しているつもりです。現在の日本の耐震基準は概ね震度6強に耐えるように規定されています。しかも、震度6強の地震は建物の耐用年限中(簡単に言えば寿命)に1度、もしくは数度しか考えません。さらに、この震度6強で無被害にするようにも通常は考えません。逆に言えば「震度6強が来たらしょうがない!潰れて中の人が死なない程度の強度は持たせよう!」と考えるのです。(壊れても耐震基準を守っているのです)
今回の地震は今日までに震度6強が3回、震度6弱が2回、計5回の震度6が発生しています。最初の1発目で耐震強度の保険をほとんど使ってしまっているので、2発目、3発目の地震がきたら本当に危ないのです。
今年9月の紀伊半島沖と東海沖地震や昨年7月の宮城県沖地震も震度6が数日間に連発する地震が発生し、関係者を驚愕させましたが、内陸直下型で3連発とは・・・

今自分ができることを考えましょう。できることならば現地に行って被災度判定のお手伝いをしたいくらいです。

被災された方へ・・・「がんばってください。」
 


□ ぷりむら / URL / 2004年10月29日(金)08:59

  地震のニュースには、本当に心が痛みます。
でも、何故かあまりニュースを見る気にならないのは、
約25年前に大地震を経験しているせいでしょうか?
家屋の倒壊は、酷いものでした。
阪神淡路の時は、調度カナダにいたので、あまり映像を目にすることもなく、今回は、自ら避けている感じです。知らず知らずのうちに、トラウマになっているのでしょうか?
 


□ jango / 2004年10月29日(金)19:01

  地震は本当に恐いですよね。
阪神淡路大震災では震災から1ヶ月後くらいに現地視察に行きましたがまだまだ悲惨な状況でした。
僕は震度6弱以上を経験したことがないので分かりませんが、人が立っていることができないくらいの地震なんだそうです。
想像もできません。
1日も早い復興を望みます。
 



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